TwitterのパスワードにpasswordはダメだけどPasswordは行ける

そういえば先日、Twitterのパスワードに "password" を設定しようとすると弾かれるらしい……というウワサを聞いていたので、その辺を自分の手で確かめてみることにする。

Twitterで設定できるパスワードとできないパスワード

まずは試してみた結果の表を以下に示す。

パスワード 入力時表示 パスワード設定できるか?
password 簡単過ぎます 不可
Password 簡単過ぎます
PASSWORD 簡単過ぎます
(ユーザ名と同じ) 簡単過ぎます 不可 (ユーザー名と同じにできません)
twitter 簡単過ぎます 不可
Twitter 簡単過ぎます
12345 短すぎます 不可 (6文字以上にしてください)
123456 簡単過ぎます 不可
12345678 簡単過ぎます 不可
123456789 簡単過ぎます 不可
1234567890 良い
56200001 weak
5620001 weak
562001 weak
56201 短すぎます 不可 (6文字以上にしてください)
qwerty 簡単過ぎます 不可
abc123 簡単過ぎます 不可

考察

  • ユーザ名と同じパスワードを使おうとする(joeアカウント)と、「Passwordはユーザー名と同じにできません」という専用のエラーが出る。

  • 入力時に出る警告は、「簡単過ぎます → 辞書に載っている」「Weak → 文字種が1パターンのみ」「短すぎます → 5文字以下」「良い」の4つ。




  • "password"は設定できないけど、"Password"とか"PASSWORD"は設定できる。
  • 入力時に「簡単過ぎます」と出ていても、そのままパスワード設定ができるパターンとできないパターンがある。つまり、内部的には入力時に警告を出す辞書と、パスワード設定を許さない辞書、の2つがあるみたい。


この際、入力時は「簡単過ぎます」と"過"が漢字なのに、エラー画面では「簡単すぎます」と"過"がひらがなに開かれている。校正関連のお仕事の人は、これを見るとたぶんムズムズする。

  • 5文字以下のパスワードはどうやっても設定できない。
  • 数値のみのパスワードは6文字以上なら設定できる。
  • 12345...の連番数値パスワードは、9文字までは「簡単過ぎます」となり設定もできないが、10文字以上になると「良い」と言われ設定できる。

結論

素直に、入力時に「良い」と言われるパスワードを付けましょう。